何で中途半端って駄目なんでしょう?
自分なりに考えたことが無かったので、「中途半端はダメ」という立場から簡単に整理してみます。
中途半端のデメリット
1.毒にも薬にもならない
中途半端なので、効き目も不十分です。
- 思いっきり失敗しない(=痛い目を見ない)ので、後悔や反省をせず再発
- 淡い成功への期待が残ったまま日々を過ごすことになる
- 成功体験にもならないので、自信もつかない
2.知識が深まらない
「生兵法は大怪我のもと」とことわざにもある通りです。
中途半端にやっていると、習得する知識は中途半端になります。
そうした知識は、応用が効きません。
無駄に知識だけが増えて、頭でっかちになる危険性もあります。
3.モヤモヤ感が残る
中途半端に物事をやる悪癖をつけると、新しいことを始めた時にモヤモヤ感が残ります。
「ねえねえ、まだ完成していないのに次行っちゃうの?」とささやく心の声。
意識していないつもりでも、必ず頭の片隅には残っているので、新しいことにチャレンジしても集中できません。
同様に、満足感も得られないですね。
4.お金が無駄になる
中途半端だとお金も無駄になりがちです。
5.長所が明確になりにくい
中途半端な人は、どうしても八方美人になりがちです。
優柔不断でフラフラしているように見えるので、長所がパッと見で分かりません。
「中途半端な人は、『視野が広い』という強みがある」という肯定的な意見もあります。
しかし、「中途半端ではなく完成させることができ、なおかつ視野が広く柔軟な人」も世の中には大勢います。
なので、「視野が広い」というだけでは、明確な長所とは言えません。
視野の広さをもちつつスペシャリストになっていくからこそ価値があるわけで、中途半端なだけでは強烈な長所は得られません。
どうやって中途半端から脱却するか?
やはり、中途半端にはデメリットが多そうです。
ということで、どうやって中途半端から抜け出すか考えてみます。
具体的な方法は2つです。
- すべてのリソース(労力・時間・お金)を投入する
- 「完成(完遂)」の基準を設ける
中途半端から抜け出すには、合理的でなければなりません。
ゴールを数値化し、期日上の期限を設けて行動に移します。
と、同時に、非合理的でなければいけません。
コスパ意識を捨て、「それって何の意味があるの?」と理屈を求める頭の働きを低下させ、目的の完遂のため、リソースを全集中させます。
ちょうどこんな感じに↓

引用元:『鬼滅の刃』152話
理屈にとらわれない行動は、時には生活を狂わせる諸刃の剣となるかもしれません。
が、中途半端で終わらせるよりなら突き抜けている方がマシです。
優秀な人は、多少なりともその身に「狂気」をはらんでいるものです。
反対に、中途半端な人は、常識的すぎるのです。
「バランスが大事」と言いますが、バランスという「小綺麗なカタチ」を捨てた方が上手くいくこともあるのです。
終わりに
筆者はどちらかと言えば、中途半端な人間です。
なので、書いていて「やっぱり中途半端はダメだね!」と思いましたw
こんな記事を読んでいるあなたも中途半端人間のはず。
さあ、重い腰を上げて、あなたの目的を終わらせましょう!