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エストニアを知らないのは恥ずかしい?【電子立国】

タリン



私も「ヨーロッパの小さい国」という認識しかありませんでした……。

Skypeが生まれた国らしいよ。

エストニアの基本情報

場所

地図どーんだよ!

 

エストニア

 

フィンランドやロシアのお隣の国です。

「バルト3国」といった方が分かりやすいかも。

首都はバルト海に面するタリンです。

フィンランドのヘルシンキまではフェリーで2時間!

日帰りでムーミンの国に行けるのです。いいなぁ。

 

人口

およそ130万人。

日本だと、青森県の人口と同じくらいです。

小国ですね。

 

比較対象として、他の国の人口を書いてみます。

 

香港:約750万人

台湾:約2370万人

シンガポール:約560万人

 

エストニアの人口はやはり少ないですね。

 

言語

公用語はエストニア語。

しかし、国民のほとんどが英語やロシア語など、他の言語に習熟しています。

というのも、小国ゆえに、最新の情報(学問やテクノロジーなど)はほとんどが外国から入ってきます。

なので、外国語(特に英語)ができないと不便なのです。

 

歴史

北欧の重要な商業都市として栄えました。

ロシア帝国やソビエト連邦の領土であったほか、ナチス・ドイツの占領下におかれたこともあります。

小国ゆえに、周囲の大国に影響を受けやすいようです。

現在は、EU加盟国であり、ユーロを導入しています。

 

世界の注目の的

なぜ注目されるかといえば、ITを活用して国家主導で電子立国しているから。

「え、今さらそんなことで注目されてるの?」と思うかもしれません。

が、徹底度が違います。

行政サービスの電子化率は、驚きの99%!

ほとんどあらゆる行政サービスがオンライン上で完結します。

 

 

タイガーリープ

そもそもの発端は、1996年に始まったタイガーリープ(虎の躍進)プロジェクトでした。

アジアでイケイケになっていたシンガポールを見て、「北欧のシンガポールになろうぜ!!!」と奮起したんですね。

主な目的は、すべての学校へのインターネット導入。

これが全ての始まりでした。

その後、X-Road(データ交換のための技術)によって、各省庁でデータのやり取りが円滑にできるようになりました。

結果、行政サービスのオンライン化に成功します。

 

eIDカード

エストニアを語る上で欠かせないのが、eIDカードの存在です。

基本的な役割は電子身分証明書。

が、単なる身分証明書で終わらないのが、このカードのすごいところ。

 

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 保険証
  • 交通系ICカード
  • インターネットが利用できる公衆端末へのアクセス
  • EU内部で使えるパスポート
  • eチケット(Suicaみたいなもの)
  • 電子投票(eデモクラシー)
  • 教育機関への出願
  • 納税
  • 会社登記(平均18分で完了)

 

全て1枚で完結します。

財布やカードケースをパンパンにする必要がないのはすごい。

ミニマリストの恨めしそうな悲鳴が聞こえますねw

 

そうだ、電子国民になろう!

人口が少ないエストニアでは、外国人を擬似的に国民として取り込もうとしています。

その政策がeレジデンシーです。

詳しくは、こちらをどうぞ。

 

外部リンク

Application for e-Residency

 

犯罪歴がなければ、100ユーロでエストニアの電子国民になることができます。

日本人も約2500人が登録しており、その中には安倍首相もいますw

 

できること

次のことができます。

 

  • 法人設立
  • 口座開設
  • 電子署名

 

庶民にはメリットがないですね。

まあ他人にドヤ顔はできますがw

メリットがあるのは主に次に該当する方。

 

  • 起業家
  • エストニアに移住する人

 

今は関係なくても、知識として「擬似的にエストニア国民になれる」と知っておくといいかも。

 

終わりに

以上、エストニアについて基礎知識を書いてみました。

ハンコ文化やファックス文化が根強い日本とは対象的な国です。

小国ならではのフットワークの軽さが羨ましいですね。

 



ABOUT ME
てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。