生活

言いたいことを言葉に出せないのは辛い……【場面緘黙症】

口にテープを貼る女性



場面緘黙(かんもく)症についてシェア。

緘黙というのは聞きなれない言葉ですが、「言語能力があるのに押し黙ってしまうこと」です。

そして、場面緘黙症とは、緊張によって言葉が出なくなる病気です。言いたいことがあるのにうまく言葉にできないのがこの病気の辛いところ。家族のような近しい人だと簡単にコミュニケーションがとれるのに、見ず知らずの他人だと会話ができなくなります。

口から言葉を出すだけでなく、動作も鈍るのがこの病気の特徴。

動画だと症状が分かりやすいですね。顔のこわばりで緊張が分かる…。

 

 

とても辛そうです……。

普通の病気や外傷と異なり、メンタルの病気は治りづらいのが厄介なところ。認知療法など改善策はあるそうですが、完治は難しいのではないでしょうか。

うまく付き合っていくしかないですが、場面緘黙症について世間が認知しているとは思えません(私も今日初めて知った)。なので、社会で生きていくのはかなり大変そうです。吃音症など認知されている病気なら周囲も分かってくれるはずですが……。

うまくコミュニケーションが取れないと「コミュ症」とか「甘えている」と心無い言葉を吐く人が世の中にはけっこういます。しかし、場面緘黙症のように深刻な病気を抱え苦しんでいる人もいるので、めったなことをすぐ口にすべきではありませんね。

むしろ、そういう人たちを理解するための知識や思いやりがない私たちこそ、コミュ力がないのかも。

イレギュラーな病気を抱えている人を見ると、私たちはすぐ「異常」なものとしてグルーピングしてしまいます。が、「異常とレッテル張りする自分こそ間違っている」という可能性を常に念頭においておくと、病気の方とももっと思いやりをもって対面できるのではないでしょうか。

とにかく、この記事を読んで「こんな病気もあるんだ」と知ってくれたら幸いです。



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てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。