DouYu Japan(中国のDou Yuと三井物産が共同で設立)が運営する動画配信プラットフォーム・ミルダム(Mildom)で活動している公認配信者をリストアップしてみました。
ミルダムの動向を追っている人は参考にどうぞ。
公認配信者の一覧
代表的な人をピックアップ。
筆者が知らない配信者については、コメントください。
※登録者などの情報は2020年1月のものです。
名称 | YouTubeの登録者数(万) | 配信ゲーム | 所属 | 備考 |
KUN | 95.6 | マイクラ、バトルフィールド(BF)、Fortnite | 元プロゲーマー(DetnatioN BYCM) | |
なうしろ | 64.2 | モンスト | GameWith | |
マグロヘッド | 13.1 | シャドバ、ハースストーン | UUUM | |
Crazy Raccoon | 3.6 | Fortnite | プロチーム | |
柏木べるくら | 55.6 | DBD、マイクラ、PUBG | GameWith | YouTubeでは「べるくら企画」 |
Nephrite(ネフライト) | 23 | Fortnite | GameWith | |
Bosna(ボスナ) | 20.1 | マリオカート、Apex | マリオカート元世界1位 | |
28(ふたば) | 59.4 | マイクラ | studio-coup | |
Zackray(ザクレイ) | 7.09 | スマブラ | GameWith | 2019年1月 スマバトSP 優勝/ウメプロSP 優勝 |
まうふぃん | 13.3 | Fortnite | Riddle | ・16歳
・ソロスクワット41キル(日本記録) |
らいと(Raito) | 4.06 | スマブラ |
Thunder Gaming(TG) |
TGはアメリカのプロスポーツチーム |
TIE Ru | 20.0 | Apex、BF |
TIE(モンタージュクラン) |
BF4スナイパーキル元世界1位 |
ゆうこる | 14.7 | パズドラ |
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ダヤン | 4.61 | シャドバ |
Jet Esports |
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クザン | 7.53 | グラブル |
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YouTube以外のプラットフォームからの引き抜きの有無については、載せないことにしました。
「引き抜かれた」と公言して動画にしている配信者もいますが、不確定な情報も多かったからです。
ですが、ミルダムは新しい配信プラットフォームなので、OPENRECやYouTubeで配信していた人は全員引き抜かれたと見て問題ありません。
ミルダムは誰を引き抜いている?
調べながら明らかになってきたのが、ミルダムがどのような基準で配信者を引き抜いているのか、です。
単純に考えれば、その基準となるのはYouTubeの登録者数(=影響力)です。
しかし、基準はそれだけでなく、
- プロとしての実績
- プロチームに所属
- 会社に所属(UUUMなど)
- ユーザー数の多いゲームの実況者(パズドラ、モンスト)
といった基準があるようです。
ただ、プロゲーマーの方はかなりリスペクトされている雰囲気があります。
GameWith所属の人は企業の方針としてミルダムで配信?
調べてみると、GameWith所属の公認配信者が目立ちました。
これは推測にすぎませんが、GameWithは企業の方針として所属の配信者をミルダムに行かせているのではないでしょうか?
なので、GameWith所属の配信者は引き抜きではないと判断するのが妥当でしょう。
ミルダムに対するYouTuberの意見
以下、ミルダムについて語っている動画です。
忙しい方のために主張を箇条書きにしました。
KUN
- 短期で金が欲しい高校生・大学生はやるべき
- 長期だと、人口の多いYouTubeの方が有利
- YouTubeで既に実績がある人ならミルダムでの配信もアリ
- 配信は才能・瞬発力の世界(動画とは別)
- DouYuは規模の大きい会社だが、中国の企業なので引くときはすぐに撤退する
- 最適解はミルダムで配信した物を編集してYouTubeで配信
- プロゲーマーは技術に人がついているが、その人自身に人はついていない
- 結論:YouTube最強
もこう
- 業界では、ミルダムの話で持ちきり
- YouTubeを超える機能性がミルダムにあれば行く
- しかし、現状YouTubeを超えるサイトはない
- 中国は金払いがすごくいい
マグロヘッド
- ミルダムで配信するのは、お金のため
TIE Ru
- 動画はYouTubeだが、配信はミルダム
- ミルダムとは専属契約なので、週5で配信
- YouTubeでの配信頻度はめちゃくちゃ下がる
ミルダムの引き抜きは契約
ミルダムは配信者と契約しているので、公認配信者は「自由にやっていいよ」という感じではないですね。
「お金は払うけど、仕事はしっかりしてもらうよ」というビジネス色が強い。
個人的には、なんだかなぁ〜という感じです。
ゲーム実況は、配信者が自由にやって、気がついたらファンがついて、お金が稼げるようになって……という雰囲気が好きでした。
が、ここまで露骨にお金が絡むと引いちゃいますね。
配信者と視聴者がワイワイやってるミラティブの方がまだ好きかな。
もちろん、配信者にも生活があるし、ミルダムに移行する気持ちはわかりますが。
力技で配信者を引き抜くのが中国流?
ゲーム配信というのは、ディズニーランドのように幻想を売るエンターテイメントです。
視聴している側はビジネスの雰囲気を忘れて動画を楽しみたいと思うのですが、ミルダム側はどう考えているんでしょう?