『ゼルダの伝説 夢をみる島』を買って途中まで遊んでみたので、簡単にレビューしてみます。
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再現度が高い
筆者はゲームボーイ版の「夢をみる島」で遊んだことがありますが、今回のリメイクはかなり再現度が高いです。
「再現度が高い」というよりも、「ほぼそのまま」と言った方がいいかも?
ゲームボーイ版からグラフィックと音楽を差し替えた点を除けば、ほとんどゲームボーイ版と同じ作りになっています。
ゲームボーイ版で遊んだことがある人は「懐かしー!」と言いたくなるシチュエーションが何回かあるはず。
値段の割にボリュームが少ない
5628円という値段(アマゾン、2019年9月現在)はボリュームの割には少し強気だと思います。
Switchのゼルダといえば、ブレスオブザワイルドですよね。
こちらの作品は、かなりボリュームがある良作なのに「夢を見る島」とほとんど変わらない値段です。
たしかに「夢を見る島」は新作なので、ある程度高価なのは理解できますが、2500円〜3000円くらいのリーズナブルな価格でもよかったのでは?
完成度は高いゲームなんですけどね。
でも、今プレーするとやっぱり物足りなさを感じてしまいます。
特に気になるのがマップ。
ブレスオブザワイルドで遊んだ後だとマップが小さすぎます。
規模感だけでいえば、「夢を見る島」の移動範囲はブレスオブザワイルドの100分の1と言っても大げさではありません(「オープンワールドゲームと比べるな」という主張は最もですが……)。
なので、もしSwitchでゼルダをやるのが初めてなら、筆者としては絶対にブレスオブザワイルドの方をおすすめします。
ただ、時間をかけずにクリアできるゲームを求めているなら、夢を見る島を買うのはおすすめです。
懐古厨向け?
リメイクなので仕方ないと思いますが、序盤から追加要素をもっとふんだんに盛り込んで欲しかったです。
最近のハイクオリティなゲームに慣れている今の小中高生がこのゲームをプレーして満足できるか? といえば怪しいですね。
結局、今回のリメイクは子どもの頃に「夢をみる島」で遊んだ大人向けのリメイクだったのかもしれません。
とはいえ、(私のように)大人になっても継続的にゲームで遊んでいる層にとってはやはり物足りなさは拭えないと思います。
ゲームボーイ版と同じくドロボーはできるのはよかったですけどね。
童心に帰って悪さをするにはもってこいのゲームです(笑)
まとめ
あくまで途中まで遊んだ感想なので強く断定はできませんが、「当時を懐かしみたいゼルダファン以外は買う必要なし」というのが今のところの結論です。
中高生や学生ゲーマーは、これから発売されるポケモン新作や牧場物語にお金をかけた方がいいですよ。
セールで半額以下になったら、暇つぶしで遊ぶのはありでしょう。