思っていること

若いのにすぐあきらめる奴っwww




最近自分より一回り若い学生さんと飲む機会がありました。

それで、お酒も程よく回った頃に自然と将来の仕事の話になりました。

その学生さんは、「本当は美術関係の仕事で食べていきたいのだけど、無理そうだから大企業に入りたい。才能が無いので美術はあきらめる」と言っていました(身バレを防ぐためにボカしていますが、本人の主張はもう少し具体的でした)。

私は「せっかく今まで続けてきたのだから、もう少し頑張ってみたら?」と言ってみましたが、その学生さんは乗り気ではありませんでした。

 

こういう思考の若者、大勢いますよね。

現実は厳しいので、気持ちは分かります。

筆者も学生の時はそう考えていました。

夢をあきらめる。それが「大人になる」ということなのだろう、と。

でも、学生の頃より少し歳をとった今だから分かるのですが、「あきらめる」というのは、単純に、人として視野が狭いだけなんですよ。

「あきらめて現実を見る」というのは別にかっこいいことでも何でもなければ、大人になるということでもありませんでした。

単純に偏屈・狭隘になっていただけなのです。



簡単に「あきらめる」という人の幻想

すぐ「あきらめる」という人は、ある種の幻想を抱いています。

1. 夢見た職業(目標)1本で食べる幻想

すぐあきらめる人の大半が陥りがちなのは、「人は1つの職業にのみ従事して稼がなければならない」という考え方です。

自分の夢見た職業1つだけで月収20万とか30万を稼ごうとすれば、それはあきらめるしかなくなりますよ。

でも、もっと柔軟に考えてみたらどうでしょう。

例えば、自分の夢を副業として、本業×副業稼ぐ方法もあります。

「ナリワイ」という考え方もあります。

「自分の夢1本で食べていく必要はどこにもない」と気づくだけでだいぶ楽になります。

2. 学生が終わるまでに夢は叶う幻想

中高生の頃に無意識に思い込んだことを大人になっても引っ張ることがあります。

代表的なのが、「学生が終わるまでに自分の夢が叶う」という妄想です。

でも、「夢や目標を形にする」というのは、とても時間がかかります。

人によっては十年単位で年数を費やさなければならないものです。

発想や技術の成熟を待たなければならないのです。

したがって、夢は「学生が終わるまでに実現する」「卒業までに才能が開花する」といった性質のものではありません。

時間の助けを借りて、何年もかけて、初めて夢や目標は叶うのです。

 

3. 天才幻想

確かに世間を見渡せば、優れた才能を持ち、自分と同じ年齢で活躍している人も大勢います。

そこで、みんな悩むわけです。

「どうして自分はあの人みたいになっていないのだろう?」

でも、答えは簡単で、あなたには才能がないからです。

心理学用語で優越の錯覚というのがありますが、どうしても人は自分のことを過大評価しがちです。

才能がある他人と自分を比較してさえない現状に悩むのは、それ自体「自分は才能がある」「自分は他人より優れている」と錯覚している証拠と言えるでしょう。

しかし、あなたには才能がないのですから、才能のある他人と同じスピードで何かを実現することはできません。

凡人は凡人の戦い方をしなければなりません。

時間をかけてコツコツ継続するしかないのです。

 

棋士の羽生善治さんの名言を引用します。

引用

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。

報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

 

4. 凡才は夢を叶えられないという幻想

才能がない=夢が叶わないというのは大きな勘違いです。

才能がなくても成功している人は世の中に腐る程います。

1位でなければ成功できないのは、オリンピックに出るスポーツ選手だけです。

大抵の仕事は10000位でも100000位でも成功できます。

ですから、才能のない人に必要なのは「夢の実現の方向性を変える」ことであって、あきらめることではないのです。

5. 仕事にしなければならないという幻想

話の本筋から少しずれるかもしれませんが、「仕事にできないなら(それまで続けてきたことを)止める」という発想の人っていますよね。

でも、なぜ「好きなことを仕事に」しなければならないのでしょう?(アンチYouTuberじゃないよ)

別に趣味で続けてもよいのではないでしょうか?

得意なことを仕事にして、好きなことは趣味で続けるという考え方もあります。

縛りプレーはやめましょう。

 

とにかく継続

簡単にあきらめられることは、そもそもそんなに好きなことではありません。

仕事にするくらい本気で考えるなら、あきらめるというのはほぼほぼ無理ゲーではないでしょうか?

仮にやりたいことをあきらめて別の仕事に就いたとしても、頭の片隅で「本当はこんなはずではなかった」と考えてしまうでしょうし、それくらいなら、あきらめずに継続することはできないか考えるのが建設的だと思います。

継続は力なり、です。

このポストを読んでいる人は若い人でしょうから、若い人の強みを活かし、発想を広げてもう少し柔軟に考えましょう。



ABOUT ME
てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。