この記事の更新時点で、当ブログの記事数は約150記事です。
これだけ記事を書いていると、読まれる記事と読まれない記事がはっきりとしてきます。
読まれる記事はどんどんアクセスを集めてくれる一方で、読まれない記事は何のために存在しているのかわからない状態になっています。
今ブログを運営している方のためにも、どういう記事が読まれやすく(アクセス数が伸びやすく)、どういう記事が読まれにくい(アクセス数が伸びにくい)のかシェアしてみたいと思います。
先に言っておきますが、あくまで当ブログにおける傾向なので、あらゆるブログに当てはまるわけではありません。
また2019年現在での傾向ですので、ご了承ください。
アクセスが伸びやすい記事
ゲーム記事
ゲーム攻略記事はものすごく伸びやすいです。
ゲームは多くの人がプレーしているので、攻略情報を検索する人も多いのかもしれません。
デジタルネイティブである中高生や暇な時間が多い大学生の検索が多いと予測しています。
ちなみに、当ブログでは第五人格やシャドウバースの記事を書いていますが、特に第五人格はアクセスの伸びがよいです。
例えば、この記事はよく伸びています。

他のゲームについてはレビューも攻略記事もアップしていないので一概には言えませんが、今まで書いた記事をもとに自分なりに考察してみると、伸びるゲーム記事の条件は以下のようになると推察しています。
①旬のゲームであること
②記事を読んで、ゲーム内での地位向上(=勝てる・ランクが上がる)に直結すること
③記事自体にエンタメ要素(=読んで面白い)があること
この3点が大事だと(現時点では)考えています。
第五人格はこの記事を書いている時点でリリース半年です。そのせいか既に数年が経過しているシャドウバースよりレスポンスがよいですね。
私はYouTubeでよくゲーム実況を観るのですが、人気実況者がよく実況しているゲームを記事にすると効果的だと思います。
皆が実況しているということは、それだけそのゲームの情報に需要や関心が集まっているということです。
ですから、YouTubeの動きに連動させて記事を書くのは重要かもしれません。
SNSの話題と連動している記事(トレンド記事)
SNS(主にTwiitter)で話題になった(バズった)ニュース等に関連した記事は伸びています。
例えば、当ブログでは以下の記事がそれに当たります。

最近、Twitterのインフルエンサーたちが5Gについて語ることがしばしばありますが、その動きに連動してアクセスが伸びたのだと思います。
他に、次のような記事もアクセスが伸びています。


どちらも2018年にTwitterやYouTubeを賑わせた話題です(YouTubeはSNSと呼んでいいのかわかりませんが、今やかなり影響力のあるメディアなので、動向は常にチェックしておく必要があります。)
ゲーム記事に比べると規模は小さいのですが、堅実なアクセスを集めています。
こうした記事を連続投稿すると、トレンドアフィリエイトという手法になるのでしょうね。
よくプロのアフィリエイターの方たちが「最初はトレンドアフィリエイトからやれ」というアドバイスをしますが、これは割と理にかなったアドバイスだと分かりました。
やはりプロの意見には素直に従うのが吉ですね。
と言っても、自分で体感してみるのと話で聞くだけでは情報の解像度が異なります。
実際私もこの雑記ブログをやらなければ、心の底からトレンド系記事の効果を信じることはできなかったと思います。
ちなみに、トレンド系の記事は次の2つにはっきりと傾向が分かれます。
①短期間だけ読まれる記事
②継続的に読まれる記事
②を狙って書きたいところですが、何が当たるかわからないので数を撃つしかないと思います。
株やFXではありませんが、
- 短期トレンド……数日~数週間
- 中期トレンド……数か月~1年
- 長期トレンド……数年続く
にトレンドを分類して、中~長期のトレンドを狙った記事を書くのがアクセスの観点から言えば効率がよいやり方です。
また、どうしても短期トレンドを狙いたいのであれば、
バズるor炎上
↓
バズると同時に記事作成
というスピード感とフットワークの軽さが要求されますね。
どういうスタイルをとるにせよ、自分にあったやり方で記事を書くのがよさそうです。
実務記事
問題を解決するノウハウ系の記事は読まれています。


かなり初期の頃に上げた記事なので文章が稚拙ですが、それにも関わらず読まれています。
このジャンルの記事ですが、実際に自分がハマった問題について客観的な解決方法を書いた記事が読まれています。
やはり体験はネタになるということでしょうか。
失敗を公開するというのは気が引けるのですが、もし何かにトラブったら、他の人も同じ問題で躓いている可能性が高いので、記事として情報を公開した方が皆のためになります。
アクセスも確保できるので一石二鳥ですね。
YouTubeやTwitterのリンクを貼った記事
YouTubeの動画or誰かがしたツイートに適当にコメントをした記事が伸びてます。


私は他にもブログを運営していますが、そちらの記事でもYouTubeのリンクを貼った記事はよく閲覧されています。
なぜこうした記事が伸びているのでしょうか?
「動画の方が文字より見るのが楽だから」と私は推測しています。
正直この分析に自信はありませんが…。
文字だけのコンテンツというのは、理解するのに結構な集中力を必要とします。
となると、受け身であっても情報が得られる動画の方に人は流れます。
これは仮説に過ぎないのですが、検索する時も「YouTube」と記載されているタイトルのリンクを無意識に踏みがちなのではないでしょうか?
このブログでも何度か言及している「ブログオワコン論」ですが、YouTubeやTwitterのリンクを貼った記事が伸びやすいのを観ていると、「半分までは真実なのかもしれない」と思ってしまいます。
ただ、リンク多めな記事は、製作する分には楽なので積極的にやっていきたいですね。
読まれない記事
おまけで、読まれない記事について考察してみたいと思います。
「どんな記事がヒットするか」というのは分析してみても正直よくわからないのですが、「どんな記事が読まれないか」という点については明確です。
読まれない記事について語る前に、知識と情報と意見の違いについて整理しておく必要があります。
- 知識……客観的・一般的、内容が劣化しにくい
- 情報……客観的・一般的、内容が劣化しやすい
- 意見……主観的・特殊、発言者の気分や経験で変化する
さて、こうして3つに分けてみましたが、読まれやすさで言うと、
情報 ≧ 知識 >>> 意見
です。
この大小関係には自信があります。
で、アクセスを増やすという観点から書いてはいけないのが、筆者(=ブログ執筆者)の意見だけで構成された記事です。
いわゆるオピニオン記事というやつですね。
フォロワーが100万いる程のインフルエンサーでもない限り、基本的に意見というのは求められていません。
需要があるのは有益な情報であり、この先長く使える知識です。
もし書き手の意見を書きたいのであれば、必ず知識や情報とワンセットにしなければなりません。
知識や情報について、筆者のもつ視点から独自の考察を加え整理するのは「あり」です。
でも、意見だけでは説得力がないし、「読み手の得になるか?」という観点から言ってもあまりお勧めできません。
居酒屋で上司の愚痴を聞かされるのはだれだって嫌ですよね?
たぶん、オピニオン記事というのはそういう存在です。
私もついついオピニオン記事を書いてしまうのですが、アクセスを増やしたいなら無駄なことをすべきではありません。
もちろん、ブログは楽しむものなので、自己満足記事があってもよいのですが。
ただ、アクセスのないブログを継続して本当に楽しめるか? と言えばけっこう怪しいところです。
私は当初ブログのアクセスは気にしていなかったのですが、続けているとやはり気になってきます。
オピニオン記事の例外は、先ほども述べた通り、自分の体験をまとめた記事ですね。
何かを体験した結果としての意見には価値があります。
アマゾンのレビューとか私たちはけっこう気にしますよね?
そんな感じです。
まとめ
ということで当ブログの読まれる記事についてまとめてみました。
ゲーム記事のところで書いたエンタメ性というのは、ゲーム記事だけに限らず、ブログを運営していく以上、常に意識すべきだと思っています。
読み手も書き手も楽しめる記事を書きたいですね。