映画

映画『ウォールフラワー』が思いのほか良かった件

映画『ウォールフラワー』を観ました。

アマゾンプライムビデオで偶然見た映画でしたが、めちゃめちゃよかったので観想を書いてみます。

エマ・ワトソンが出ていてびっくり。

個人的には、ハリーポッターよりも演技が好きでした。

 

あらすじ

原題は”The Perks of Being a Wallflower”(ウォールフラワーの特典)。

過去にトラウマをもつチャーリーという作家志望の少年が主人公です。

トラウマゆえに周囲となじめず、唯一の親友は高校進学前に自殺。

高校でもスクールカーストの最下層に位置してしまいます。

ウォールフラワー(=壁の花)のようにひっそりとしていましたが、明るい性格のパトリック(ゲイ)とその妹サムに出会ったことから人生が大きく好転します。

 

感想

映画はいわゆる「青春モノ」ですね。

この手の映画だと『スタンドバイミー』が有名だと思うんですが、私は『ウォールフラワー』の方が好きでした。

青春というのはなかなか難しい時期で、表向きは笑顔で楽しそうに振る舞いながらも、実は内面はドロドロというのはよくある話です。

個人的な問題で不安定に揺れ動く感情と、学校という閉じたコミュニティの中での葛藤や閉塞感。

青年期に感じるそうした感情の機微がうまく表現されています。

 

詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、主人公のチャーリーも様々に悩みを抱えながら、周囲の人との交わりを通して自分と向き合い、トラウマを解消していきます。

このトラウマというのがなかなか酷い話でしてね……。

チャーリーは無意識に過去を抑圧していますが、その抑圧に気づいたとき物語は大きく動きます。

つまり、この映画は、チャーリーというキャラクターを通して観る「再生の物語」なんですね。

私たちも映画を観ながら、自分のトラウマについて考えてみると、何か得るものがあるかもしれません。

 

この映画には大げさなクライマックスもないし、ハリウッド的な大げさな表現もないのですが、友情や愛の問題が巧みに描写されています。

私はとっくに青春期を過ぎていますが、当時を思い出して「そういえば自分も似たような問題で悩んだなあ」と共感できます。

なんというか定期的に見返したくなる映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。