
才能がない人が才能がある人が同じ土俵で戦ったら失敗します。
才能がないからです。
なので、才能がない人には才能がない人なりの戦略が必要になります。
世の中の大半の人は才能がない人なので、強者がうごめくこの世界でどうやって生き抜く考えておかなければなりません。
Contents
戦略
ということで才能がない人向けの戦略を挙げてみましょう。
1.専門家になる
最初にやるべきことは、ある分野の専門家になることです。
才能のない人はジェネラリストになろうとしてはいけません。
才能がないので、ジェネラリストのように多くのことはこなせないからです。
ということで、努力すべき領域を具体的な局所に限定し、そこに時間とお金を投入します。
「専門家になるのは難しい」「専門家になるのにも才能が必要」と思う人がいるかもしれません。
でも、専門家になるのはそこまで難しくはありません。
具体的な方法もしっかり確率されていて、興味がある分野の本を100冊読めば専門家になれると言われています。
確かに100冊はハードルが高いですよね。
でも、私としては2~3冊本を読んだだけでも、「プチ専門家」になることは可能だと思います。
よく考えてみると、9割の人は身の回りの物事についてそれほど詳しくないんですよ。
例えば、日本の宅配業者をいくつ知っているでしょうか?
おそらく、詳しく知っている人でも2つか3つでしょう。
ヤマト運輸や佐川急便については頭に浮かんでも、西濃運輸や福山通運についてはすぐに思いうかばないはずです。
あるいは、ブドウの品種についていくつ浮かぶでしょうか?
甲州や巨峰についてはすぐ思いつくかもしれません。
が、ピッテロ・ビアンコやサバルカンスキーについては思いつかないはずです。
このように、大多数が知っている情報というのは極めて限定的です。
そのため、数冊本を読んだだけでも、一般人と差別化できてしまうのですね。
専門家になったら、情報発信をしましょう。
自分の中に情報を寝かせているだけだと、何の意味もありません。
自分が専門家であるということを周知させるためにも、情報発信は必須です。
知識をどんどんアウトプットしていきましょう。
情報発信は文字で行うのが一番です。
というのも、文字だと厳密な表現が可能ですし、文章を書く上で思考の整理が必要になるので、書いているうちにさらに専門性を高めることができるからです。
2.シンプルに考える
複雑なものを複雑なままに扱えるのは才能のある人だけです。
ですから、才能のない人間は複雑に考えるべきではありません。
むしろ、ありったけシンプルに考えましょう。
シンプルに考える最大の効用は、思考停止や行動停止に陥らなくて済むことです。
考え込んで動けない人が、なぜか才能のない人には多いです。
これはおそらく、複雑に考えすぎて、行動までの抵抗が大きくなっているからです。
なので、才能のない人は、シンプルに考えて行動できる仕組みを作らなければなりません。
シンプルに考える、とは具体的にどのように行えばよいでしょうか。
やり方は様々あると思いますが、まずはwant(やりたいこと)とdo(やるべきこと)の2点から整理してみることをおすすめします。
want……シンプルに考えたい
do……問題解決の方法を30文字以内で考える
want……部屋をきれいに保ちたい
do……毎日5分部屋掃除をする
このぐらいあっさりとした思考でOKです。
これ以上考えると、思考が複雑化していきます。
ですから、必要最低限のことを考えたら、それ以上は考えないようにします。
まずはシンプルに考えることを習慣化して、行動にフォーカスするようにしましょう。
3.差別化
1のトピックと似ているかもしれませんが、才能のない人は他人との差別化を図る必要があります。
自分の「できること」を棚卸しして、その中で他人がやっていないことを探します。
他人がやっていないことを見つけたら、その分野にリソースを割いて伸ばしていきます。
すると、「できること」が「自分だけができること」になっていくので、才能のない人でも「才能のある人」として認知してもらえる可能性が高まります。
「他人と差別化できるものを何ももっていない」という人は、「できること」の組み合わせを考えてみてもよいでしょう。
例えば、釣りとカップラーメンに詳しいなら、「魚釣りしながら食べるとおいしいカップラーメン」に詳しい人になるとか、プログラミングとテニスに詳しいなら、「テニス選手のデータをプログラムで処理する」専門家になるとか、いろいろ考えられます。
オリジナリティやクリエイティビティというのは、アイディアの組み合わせから生まれます。
うまくアイディアを組み合わせれば、才能のない凡人であっても戦える分野が見つかるかもしれません。
試行錯誤してみてください。
終わりに
私も才能がない人間なので、才能のなさに悩んでいます。
でも、才能がないからといって諦めるのは違うと思うし、できることはやっていきたいですよね!
同じような悩みを持っている人は当記事を参考にしてみてください!