ジョーブログ炎上
ジョーブログが炎上しているそうです。
炎上のきっかけがこちらの動画。
事業をしたくてお金を集めるのに、クラウドファンディングを利用して3000万集めようとしたらしいです。
で、炎上。
なぜ炎上したのかさっぱりわかりません。
「お金はあるけど、自分でやることができない(行動力がない」・「その挑戦面白いじゃん、協力するよ」と思った不特定多数の人が、「何かやりたいことがある、でもお金がない」という人に投資するのがクラウドファンディングだと思っていました。
で、ジョーさんはクラウドファンディングのルールに従って、普通にお金を集めようとしただけです。
それで炎上?
んー、よくわかりませんね。
こちらがジョーさんの反論。
何も間違ってないと思います、ジョーさん。
そもそも、利用規約に違反していたら、運営元であるCAMPFIREから停止命令が出ますからね。
バンはくらっていない=クラウドファンディングの使い方を間違えていないってことです。
……それにしても、CAMPFIREって明らかに炎上しそうな名前ですねww飲み会でネタにできそうw
クソコメ例
ジョーさんの動画についたYouTubeのコメント(クソコメ)を挙げてみます。
リスクは、自分の責任範囲で負うもの 自分の挑戦は、自らの責任範囲でやれ‼️ 貴方の具体性に欠ける夢のまた夢に誰が金を出すのか?
こんな奴に、金出す人いる⁉️単純に、金集めじゃん❗️計画性のない話だし、まだこんな奴に、騙される人いるんだなー。 詐欺師は、冗舌になる(教訓)
すでに1千万以上集まってますよ。

そして、計画性がないどころか、場所まで確保して具体的に行動している件。
今回の動画はほんまにむかついた。 銀行からお金借りるのがどんだけ大変かをやったこともないくせにつまらないとかいいやがって。あと、お店ができあがるまでを楽しんでほしいとかお店ができあがるまでどれだけの労力が必要なのか全くわかってない。 結局お店作るのも人任せ、お金を準備するのも人任せ、自分一人で行動できん奴が社長になるとかふざけるな!
粗探しをするアホ。
「銀行からお金借りるのがどんだけ大変かをやったこともないくせに」とか書いてますが、なぜジョーさんが銀行からお金を借りたことがないと断定できるのでしょうか。
そして外注全否定ww
全てを自分ひとりの力でこなせると思っている傲慢なアホです。
ジョー目を覚ませ 皆こんな企画望んでないんだ 最近マジでつまらんよ
望んでいる人も大勢いますよ。
あなたこそ目を覚ましてください。
ファンディング登録しましたが支払いを止めました
典型的な日本人。周りが右向けば右を向きます。
4種類の層
今回の騒動に関わっている人を4種類の層に分類して分析してみました。
- 感情的に反応する層……キッズ(YouTuberのファン)・自分と同じやり方をしないと許せない人・自分でものを生み出せない人・古い価値観の人
- ジョーを叩きたい層……ストレスのたまった人・暇人
- ジョーの炎上を利用して儲けようとする層……シ〇ター・物申す系YouTuber・てりたま
- クラウドファンディングってそういうものだよね層……普通の大人
まあ炎上の主な原因は1の層ですね。とりわけキッズが面白がって炎上させているのでしょうね。
彼らの大半は小中高生だと思います。特に中高生かな?
中高生ってピュアというか世間知らずなところがあるので、「お金は自分で稼ぐもの」「他人からお金を募るのはさもしい」みたいなわけのわからない価値観をもっている人が大勢います。
端的に言うと彼らはアホなので、自分の頭でクラウドファンディングというシステムについて考えずにギャーギャー騒いでいるのでしょう。
大人で騒いでいる人は、単に頭の固い人だと思います。
事業を始める度胸
ジョーさん、勇気があると思いますよ。
自分で稼いだお金ではないので、投資してくれた人たちへの責任も出てきますからね。
そもそも、クラウドファンディングでお金を集めるのって簡単ではありません。
「価値がある」と思われなければ1円も集まりませんからね。
クラウドファンディングというのは、少なくとも批判している人たちが考えているような生易しいものではないですよ。
「ジョー」という記号
ジョーさんの一件を見ていて思ったのが、イメージ商売って大変だな~ということです。
みんな、ジョーさんそのものを見たいというよりは、「ジョー」というキャラ=記号を見たいんですね。
で、その記号から当人が少しでも逸脱したことをすると、こぞって叩きたがる。
うーん、ちょっと怖いですよね。
エンターテイメントというのは、そのエンターテイメントが記号であるとわかった上で楽しむものだと思っていました。
例えば、ディズニーランドに行って、「これこそが現実だ!」と思い込む人はいないじゃないですか。
あくまで、「夢の国」という記号を記号として理解して楽しんでいます。
でも、ジョーさんの場合、彼が提供しているものがそっくりそのまま「現実」だと思っている層がいるわけです。
これはジョーさんが一流のエンターテイナーだからなせる業ですね。YouTubeの動画コンテンツはただのフィクションなんですが、それをうまく現実のように見せかけている。なかなかできることではありません。
でも、今回ばかりはそれが裏目に出てしまいました。
なぜこんな記事を書いたか?
なぜこの記事を書いたかと言うと、私も純粋にジョーさんのファンだからです。
で、ジョーさんを応援したくなったので、書きました。
クラウドファンディングの話が出たときは、「お、また面白いことを始めたなあ」と思いましたが、まさかこんなことになるとは……。
まあ、炎上させているのは少数派ですよ、たぶん。
政治学にはラウド・マイノリティという用語があります。
大騒ぎするのは少数派で、支持している大多数は黙っている(サイレント・マジョリティ)という意味です。
今回の炎上もジョーブログファンのごく一部がやっていることだと思います。
ジョーさん、頑張って!