書評

『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』を読んでメモの取り方について学んでみた



何のためのメモ?

ブログに投稿する記事ネタを考えたり、日常で思いついたアイディアを書きとめたりするために日常的にメモをとるようにしています。

でも、メモを取っていると、だんだんメモだらけになってしまい困ってしまうんですよね~。

しかも、後で使うためにメモを取っているのに、実際には書いたまま放置してしまうことがほとんどです。

たまに後から読む機会があっても、何のために書いたメモだったか思い出せないということも。

それで何かいい方法がないか考えていたのですが、やっとしっくりくる本を見つけました。

コピーライターの小西利行さんが書いた『すごいメモ。』です。

この本のおかげで視界が開けました。

せっかくなので、少しだけ中身を紹介してみたいと思います。

 

何の技術もなく取られたメモは、時間がたつと、自分で見てもわからないものになります。そのうえ、内容を思い出すために時間を奪われ、仕事が遅れ、ストレスになる。「だったらメモなんか見ないよ!」。それが本音だと思います。でも、なぜそうなるのか?

実は、メモが腐るからです。

メモには鮮度があり、フルーツや魚のように、時間がたつと腐るのです。

 

な、なるほど~。メモが腐るって言われると、確かにそうですね。放置しておくとダメなんですね~。

小西さんいわく、メモには記憶がセットになっていて、記憶が薄れていくことでメモが陳腐化していくとのこと。だから、メモを取るときは記憶力に頼らない形でメモをとる必要があるそうです。

言われてみると、そんな風にしてメモをとる方法を考えたことがありませんでした。

普段メモを取るときは、適当にパパっと書いて終わりですから。

そうではなく、記憶を呼び覚ますためのとっかかりをメモに着けておく必要があるんですね。

 

小西さんは「未来メモ」「過去メモ」という軸でメモについて考えています。

 

今聞いたこと、見たことを残す「過去メモ」から、未来の自分に行動のきっかけを生む「未来メモ」へ。メモの取り方と使い方を変えることが、本書でお話しすることのベースです。

みなさんが考える一般的な「メモ」は「過去メモ」です。つまり、いま聞いている情報や考えを書き残すもの。決して未来の自分へ向けたメッセージではないのでしょう。でも、その「過去メモ」から「未来メモ」への転換こそが、あなたのビジネスを大きく変えるきっかけでもあるのです。

 

あ~、確かに普段とっているメモって過去メモですね。

ネットとかテレビの情報で「へ~」と思った内容をとっておくだけですから。

でも、考えてみれば、メモをとるのはあくまでスタートに過ぎず、将来の自分が読むために取るんですよね。

だから、自分に向けたメッセージとして書いておかなければならない。たとえメモであっても、伝わることを意識して書かないとダメなんですね。

将来の自分が読み返したとき困るようなメモの書き方は良くないのです。

 

ところで、私はこれまでに、いろんな人と出会い、様々な仕事のやり方を見ているうちに、仕事を滞らせている2つのことに気づきました。

一つは「情報過多」。仕事量が増えるにつれて、多くの人たちが、情報の多さに混乱し、何を考えていいのかわからなくなっていました。

そして、もう一つは「頭の切り替えの難しさ」。たくさんの仕事を抱える時代、ある仕事を終えてから、次の仕事へと切り替えるまでに頭が整理できず、すごく時間がかかっていました。

 

なんでこの人私のことがわかるんだ……!

ほんとこれですよ。情報過多と頭の切り替えができないこと。大体仕事でイライラしているときは、この2つが原因です。

私の場合、特に後者が苦手ですね~。一つの作業に集中した後、別の作業に集中しようとすると、ものすごく疲れるんですよ。頭の別な部位を使うからでしょうね。

 

実は、この2つの滞りを改善できる方法こそが「未来メモ」なのです。

未来メモなら、見るだけで瞬時に考えるポイントがわかり、即座にやるべきことに着手できるため、飛躍的に仕事が速くなります。そのうえ、考えるべき目的が明確になるので、面白い企画やアイデアを思い通りに発想できるようになるのです。

 

未来メモすごい。メモの取り方を少し変えるだけで、仕事が楽にできるようになるなら、それほど素晴らしいことはありません。

 

メモの取り方の分類

小西さんは、未来メモの取り方を「まとメモ」「つくメモ」「つたメモ」と整理しています。

 

まとメモ……情報を整理するメモ

つくメモ……クリエイティブな発想を得るためのメモ

つたメモ……情報が「伝わる」ことを狙ったメモ

 

この中で最も重要なのが「つたメモ」です。つたメモは相手に情報を伝え、それが「伝わる」ことを狙って書くメモです。

「伝わる」ってなかなか難しいですよね。相手に対する思いやりが必要だし、「伝える」だけに比べて手間がかかりますから。

でも、ちゃんと「伝わ」らないとトラブルになるんですよね。どういう思いや考えでその情報を発信しているのか、何を意図しているのか。情報がうまく共有できないと、仕事では人間関係が崩れたり、家庭では愛情に亀裂が生じます。

メモの書き方を変えるだけで、よりスムーズにコミュニケーションがとれるようになるのであれば、実践しない手はありません。

 

終わりに

ということでサクッと中身を紹介してみました。

この本では、具体的なメモのとり方についてメソッドが14個も紹介されています。全ては紹介できないので大枠だけ紹介しました。

この本を読んでから、劇的にメモの取り方が変わったので自分でも驚いています。

かなりの良書だったので、情報の整理法で悩んでいる人はぜひ読んでみてください!

 



ABOUT ME
てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。