SEOよりUXO
アメリカのウェブ業界は日本の何倍も進んでいるという話はよく聞きますが、向こうだと既にSEOがオワコン化しているんですね。知りませんでした。
UXOとは何か?
現在アメリカではUXOを重視し始めています。
UXOとはUser Experience Optimization(ユーザー体験最適化)のことです。
SEOが「どのように人々を自分のサイトに誘導するか?」に関する技術だとすれば、UXOは、「どのように人々はサイト内で素晴らしい経験ができるか?」に関する技術と言えます。
SEOがグーグルの検索エンジンに愛想を振りまく技術だとすれば、UXOはユーザーを第一に考える技術です。
デザイナー業界では以前からUI/UXという言葉が繰り返し言われていますが、アフィリエイト業界でも、2020年あたりからUXOが連呼され始めるのではないでしょうか?
UXOで先手を打つ
日本ではまだしばらくSEOが重視され続けます。
が、今のうちからUXOを中心にWebサイトの構築を行っておくと他の人に抜きんでることができると思います。
具体的にすべきことを挙げてみましょう。
・サイトのローディング速度を上げる
・ユーザーが行動しやすいようなサイト設計
・コンテンツがスキャンしやすいようにする
・スクロールがユーザーのストレスにならないようにする
・文章と画像の質を高く保つ
・直帰率を低くする
・専門領域に特化する
・SNS等でシェアできるコンテンツを作る
・レスポンシブデザインのサイトを作る
とにかくユーザーを第一に考えることが重要です。これはグーグルの方針とも重なります。
今一度グーグルの10の事実を確認しておきます。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
グーグルは以前からユーザーに焦点を絞れと言っていますが、今後は「本気で」この点を考える必要があります。
雑記ブログもオワコン化?
グーグルはサイトの専門性を評価して検索エンジンでの順位を決めると述べています。そのため専門性の高いブログやアフィリエイトサイトはSEOから考えても有利ですし、今後ますます有利になるでしょう。
UXの観点から考えても、専門性というのは増々重要になります。ある検索ワードでサイトを訪れた人が、その検索ワードに関連する内容を同じサイト内で見つけられれば、情報収集の手間が省けるからです。
反対に(当ブログのような)雑記ブログや情報にまとまりのないサイトは、今後検索エンジンでの順位を落とす可能性が高いと言えます。
現在収益化目的で雑記ブログを書いている人は、雑記ブログを書きながら徐々に各分野への専門知識を学び、ある程度習熟したところで専門サイトを作るという戦略をとると良いでしょう。
あるいは、現在運営している雑記ブログを専門ブログへと徐々に移行していくのも良いかと思います。
海外のアフィリエイターを参考にする
これからアフィリエイトを始めて一山当てようとしている人は、海外のアフィリエイターの情報を参考にしましょう。
UXOで検索してみると様々な情報が出てきますよ。