「フリーランス」の名で身を守らない方がいい
現在進行形でニートの人が、ニートのままだと体面が悪いから「フリーランス」と名乗る例がありますが、正直オススメできませんね。
なぜって、「自分はニートである」という危機意識が減るからです。
「自力で1円でも稼げばフリーランス」という寛容な人もいますが、これはちょっと違うんじゃないかと思います。
最低限、毎月生きていけるだけの収入を自分ひとりで得て、初めて「フリーランス」と名乗れるのでは?
少なくとも「フリーランス」と社会で認知される人々は、一般的にはこうした人たちでしょう。
実家に寄生して、1000円稼いで喜んでいるような人はニートに毛が生えた程度の存在です。
それよりならフリーターの方がマシです。
自分をどんなふうにカッコよく定義づけしても、ニートはやはりニートなんですよ。
自立して食べていけるだけの能力もないただのニートです。
そこを誤魔化しているから、いつまでもニートという身分から脱却できないのです。
就職を図る
企業は履歴書の空白を嫌います。
もし将来的に就職を考えているのであれば、ニートである期間が長期化するのは、言うまでもなくデメリットです。
そのため、期間が長引く前に、ニートは早急に行動を開始した方がよいでしょう。
ニートには、ニートという身分に甘んじている言い分があります。
どうしても正社員が嫌だから。働き始めると人間関係が煩わしいから。正社員になってやっていける自信がないから。
理由は多種多様でしょう。
ただ、自分がニートであることに居心地の悪さや決まりの悪さを感じているなら、やはり就職するというのが最も現実的な方法です。
転職活動を始めたら、とりあえずニートではありません。求職中の無職という扱いです。でも、働こうとしているだけそっちの方が立派ですよね。
本当にフリーランスになりたいの?
やってみないとわからないので、ニートからの自営業に挑戦するのはありですが、フリーランスに幻想を抱かない方がいいですよ。
フリーランスで食べていくのって大変なんですよ。バリバリに社会経験がある人でも失敗するんですから。
営業も経理も全部自分でやらなければならないし、気を抜いたら、即収入がなくなります。何かあれば、全て自己責任です。会社みたいに守ってくれる上司はいません。
ヒカキンさんのようにキラキラ輝いて見える人も、裏では鬼のように努力してますからね。見せないだけです。
はあちゅうさんも「フリーランスは一瞬気を緩めたらニート」とおっしゃってますが、本当にその通りです。
ニートとフリーランスは近いものとして語られることもありますが、実際には天と地の差です。
だから、本当にフリーランスでいいのか考えましょう。正社員の方がよほど楽かもしれません。
あと、「好きなことして食べていく」とか独立して初期の段階では言ってられませんよ。
そんなこと言ってたら、仕事が無くて確実に飢え死にします笑
とにかく、ニートであることに危機感を持った方がいいですね。そこをごまかさないことです。