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人工知能の歴史をざっくりとまとめてみた

歴史を知ろう

人工知能という言葉、テレビや雑誌でよく聞くけど、いつぐらいから始まったのか知ってますか?

私はこの記事を書くまで知りませんでした。

まとめてみると、意外と単純な歴史なんですね。

 

「人工知能」はどこから生まれた?

イギリス人科学者のアラン・チューリングが人工知能について概念化したのが事の発端です。1947年のことです。

アラン・チューリングと言えば、映画『イミテーションゲーム』で話題になった人ですね。自分の作ったコンピュータに死んだ友達の名前をつけていたヤバい人です(笑)。

コンピュータと言えばこの人! というぐらい有名な人です。

チューリングは概念を提唱しただけなので、「人工知能」という言葉を生み出したわけではありません。

「人工知能」という言葉は、1956年に、アメリカ人のジョン・マッカーシーという科学者によって初めて用いられました。

 

3つのブーム

人工知能の研究には、大きなトレンドがこれまでに3つありました。

第一次人工知能ブーム

1950年代後半から1960年代にかけてのブームです。

初歩的なニューラルネットワークが誕生し、脳の活動をコンピュータで再現しようという動きが始まります。

キーワードは「推論」「探索」です。コンピュータを用いて、特定の問題を解こうとする試みがあちこちで行われます。例えば、迷路を解くプログラムなどが代表的です。

1965年にはELIZA(イライザ)と呼ばれるプログラムが、ジョセフ・ワイゼンバウムという人によって発明されます。このプログラムは、簡単に言えばsiriの前身で、英語で様々な会話ができるプログラムです。

1969年には、先ほど登場したジョン・マッカーシーがいわゆる「フレーム問題」を提示します。「コンピュータには計算能力に限界があるから、世の中の複雑な問題は解けません!」という考え方です。問題解決をするためには問題にフレーム(枠)を当てはめなければならないのに、どの範囲にフレームを当てればいいかわからない、困ったなあという問題です。

この辺りから、AIブームは下火になっていき、1974年以降は完全に冬の時代を迎えます。

 

第二次人工知能ブーム

1980年代になると、人工知能研究のブレイクスルーが訪れます。

コンピュータに(コンピュータが理解できる)「知識」を与えることで、人工知能は実用レベルに達しました。

キーワードはエキスパートシステムです。推論エンジンと知識ベースから成り立つこのシステムは、各分野の専門家のように振る舞うプログラムなのでこのように呼ばれます。

エキスパートシステムのおかげで、特定の分野で楽ができるようになりました。

例えば、会計や法律などルールが明確な分野では、問題とその処理法をあらかじめデータベースに登録しておけば、業務上の負担を減らし、作業を自動化することができます。

便利なシステムですが、世の中にある全ての情報をコンピュータが理解できる形で登録するのは無理なので、そこから再び人工知能ブームが下火になっていきます。

 

第三次人工知能ブーム

2000年代から現在まで続くブームです。

第二次人工知能ブームは人間があらかじめコンピュータに知識を与える方法をとっていました。

しかし、今回のブームでは人工知能が「ビッグデータ」を元にして自分で学習していく、いわゆる「機械学習」が可能になりました。機械学習をさらに発展させたものが「ディープラーニング」と呼ばれ、現在盛んに研究が行われています。

 

まとめ

ざっくり言うと、これだけです。

思ったより、簡単な流れですよね。要約すると、コンピュータは徐々に難しい問題が解けるようになり、しかも人間の力を借りずに学べるようになってきた、って感じです。

人工知能とかビッグデータには関心があるので、気が向いたらまた記事にします。

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てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。