労働

面接を自己アピールの場だと思っている就活生は営業の基礎を学べ

面接はお話ですよ

採用されたいという思いが強すぎると、面接ってやり過ぎてしまうんですよね。何とか自分のことを知ってもらおうとして無理に自己アピールをしてしまう、というのが失敗パターンのひとつです。

面接をアピールの場だと思うのは、確かにそれ自体は間違いではありません。でも、あまり自分を押し出しすぎると面接官から顰蹙を買いかねません。

 

面接官側の立場に立ってみると、なぜ受からないのか理由が見えてきます。

自分が面接官だと想像してほしいのですが、妙に張り切って声がデカい人とか、どこか雰囲気が不自然な人って落としたくなりませんか?

あなたが力んで冷や汗をかいているとき、面接官は間違いなく「こいつを雇って大丈夫か?」と懸念しています。

 

では、面接が下手な人はともかく、さっさと内定をもらっていく人は何が違うのでしょう。

面接を受けるのが上手い人は、できる営業マンと同じ心構えで面接に臨みます。

優れた営業マンって、物を売らないんですよ。彼らは、物を売る代わりに営業先の担当者とお話をしますひたすら顧客の悩みに耳を傾け、反応をうかがうのです。

物を売るつもりがないから、リラックスして顧客と話ができるし、リラックスしているから商談も成立しやすいのです。お話をしていたら、結果的に売れていた、といった具合です。

面接が得意な人も同じことを面接中にやっています。

面接が得意な人は、そもそもそこまで本気で面接を受けていません。「受かったらラッキー」くらいの気持ちで面接に臨んでいます。面接に行くときは、「とりあえず話だけでもしてみるか」という適当な心持で会場に向かいます。「適当」と言うと聞こえは悪いですが、適当という言葉には「いい塩梅」という意味もあります。面接という場では気が抜けているぐらいでちょうどいいのです。

ところが、普通の就活本には逆のことが書いてあります。「面接は1回限りの勝負です。精一杯自分をアピールしましょう」とか。

でも、よくよく考えてみると、面接という場でアピールは一切必要ありません。アピールしなくても、面接官が気になることがあれば、向こうから聞いてきます。むしろ、面接官に返答したときに、その面接官がどのような表情をしているか観察するのが大事になります。不快な表情や微妙な表情をしていたら、それ以後は応答を修正すべきです。逆に好印象を抱いているようでしたら、そのペースで応答を続けましょう。

とにかく、アピールがいらないなら、そこまで無理をする必要もありませんよね。

 

何度でも繰り返しますけど、面接という場は特殊な場なので、気合を入れすぎると逆効果です。

そもそも、どんなに自己アピールしても、内定が出るのは「レアケース」ですからね。お祈りメールをもらう方が普通です。落ちて当然だし、気張るだけ無駄だな~、と思えたら、内定の出る日は近いと思ってください。逆にそう思えないうちは、いくら面接を受けても内定は出ませんよ。もう少し力を抜いていきましょう。

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てりたま
いつの間にかライターで生きるようになっていた人。真面目半分、不真面目半分で記事を書いてます。