株価下落
ソフトバンクの株価が急降下しています。

-725円ってすごいですね。
自分が株を持っていたら、胃がキリキリしそう。
反対に今日全力ショートした人は今頃ウハウハですね。
原因
原因を調べてみました。参考にしたのは、Gizmodeのこの記事。
説明が大変なので、時系列で箇条書きにします。
・ソフトバンク・ビジョン・ファンドはサウジ系の政府ファンドから450億ドルの出資を受けている
・サウジのムハンマド皇太子は追加でビジョン・ファンドに投資する方針(孫正義と協力関係)
・サウジアラビア出身のThe Washinton Post記者ジャマル・カショギがムハンマド皇太子批判
・同ジャーナリストがトルコの総領事館で行方不明に
・ムハンマド皇太子に暗殺疑惑
・連動してタッグを組むソフトバンクの株価下落
箇条書きでもわかりづらい(笑)
要するに孫さんの相方がやらかして、それが孫さんに波及したといった具合です。
コンビ芸人のどちらか一方がやらかすと、2人で謝罪会見を開きますよね。あれと似ています。
下落するにふさわしいネガティブ要因ですよね。
この暗殺疑惑は「疑惑」であって、「事実」ではありません。
でも、金融市場は感情や憶測といった曖昧な要因で動くので、今回の件は起きて当然と言えば当然です。
普段からニュース情報などを丹念にチェックしていた投資家は、下がるだろうというのもある程度わかっていたので、かなり儲かったのでしょう。
それにしても、このジャーナリストの方、無事なんですかね。
ジャーナリストが被害にあうニュースは毎年のように出てきますが、それだけ危険な仕事なんですね。ペンは剣よりも強しと言いますが、権力者にとって一番怖いのは歯に衣着せぬ言論です。自分に不利益な情報が出たら、誰でももみ消したくなります。
今回は軍の特殊部隊やら諜報機関トップの解剖医が、ジャマル氏が行方不明になった時刻に同じ場所にいたという何ともきな臭い情報があります。
とにかく、続報を待ちましょう。