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当時のアフィリエイトを振り返って
2016年頃、一時期アフィリエイトにはまっていました。
当時はまだアフィリエイトを始めたばかりで、右も左もわからない状態でした。
当時すでにネット上にはアフィリエイトに関する情報が大量にありました。内容は玉石混淆で、怪しいものも多く存在していました。
怪しい情報に左右されなければ、結果が出るまでの時間も変わっていたと思います。
筆者はアドセンスで収益を得るのに1年以上かかりました。
最初の1円が入ったときは本当にうれしかったです。
でも、「もっと効率よくできた」という思いの方が大きかったのも事実です。
効率化を図るときに考えるべきは、一般的に言って、「何をやるか」ではなく「何をやらないか」です。
今回は、私の失敗を振り返りながら、アフィリエイトを始めようとしている方のために、何をやるべきでないか書いてみたいと思います。
1.SEO対策をしない
アフィリエイト初心者が一番やってはいけないのが、SEO対策です。
SEOと聞くと魔法の言葉のように聞こえてきたら、かなり危ないです。
そもそもSEOとは何かわからない方のために説明しましょう。
SEOとは、Search Engine Optimazationのことで、日本語にすると「検索エンジン最適化」という意味になります。
誤解を恐れずに簡単に言えば、Google検索をかけて自サイトが一番上に来るようにサイトを構築するということです。
これ、初心者は全くやらなくてOKです。
やり始めると、アフィリエイトが嫌いになります。
初心者がやることはSEOの勉強ではなく、記事を書くことです。
まずはコンテンツを増やしましょう。
筆者はバズ部を眺めたりしてSEOについて勉強していたのですが、今思えば全く無駄なことをしていました。
そんなことをしている時間で映画の1本でも見ていた方がマシでした。
2.「1000文字以上書く」にこだわらない
最近はあまりこの話題について見なくなりました。
が、私がアフィリエイトを始めた頃は、1000文字以上書くのが当たり前の空気がありました。
「1000文字以下だと内容が薄くなるから」「SEO的に見てよくない」というのがその理由です。
記事数が多いと上位表示しやすいというのは、一理あると思います。
でも、初心者は無視してOKです。
「この記事は500文字で終わってしまった」なら、それでいいんです。気にせず、次の記事を書きましょう。
まずは文章作成を楽しみましょう。
3.WordPressは使わない
初心者がWordPressを使うのはやめましょう。
確かにWordPressはSEOに強いと言われます。
ですが、初心者の方が1から何かサイトを作り上げるのは大変です。
ドメインを取得したり、サーバーを借りたり、初期設定をしたりと、やらなければならないことが多いです。
そのため、はてなブログのような無料ブログサービスを利用することを強くオススメします。
無料ブログだと「運営元がつぶれれば、書いた記事が全て無くなる」と言われますが、そうならないために記事のバックアップだけとっておけば問題ありません。
4.アクセス数(pv数)を気にしない
「何記事書いてもアクセスが増えない」という悩みはわりとオーソドックスな悩みです。
でも、それが普通です。アクセスは、最低でも半年待たなければ増えてきません。
「速攻で稼ぎたい」という気持ちもわかるのですが、待つ必要があります。
たまに、「1か月で1万pv達成」みたいな人がSNSに現れますが、嘘をついているか、天才のどちらかです。あまり参考になりませんよ。
最初の頃はアクセスを気にしないで記事を書きましょう。
そうそう、アクセスを気にしないのだから、当然Google Analyticsも要りませんよ。
5.サイトのデザインを気にしない
サイトのデザインが気になり始めたら、稼げる方向から逸れていると思ってください。
HTMLやらCSSやら学ぶのは大事ですが、初心者がやるべきことではありません。
HTMLもCSSもそれだけで、結構な知識量です。学ぶのが大変です。
初心者はデザインに関しては多少妥協した方が成長が加速します。
どうしてもサイトのデザインが気になるのであれば、無料テンプレートからオシャレなものを選ぶか、クラウドソーシング等で外注してデザイナーさんにおしゃれなサイトに仕立ててもらいましょう。
6.批評しない・キャラ化しない
有名なブロガーの方々はどの方もキャラがたっています。
舌鋒鋭く物事を批評して、中にはSNS等で炎上している方もいますよね。
そういう人たちを見ると、「自分のブログももっと個性を出した方がいいんじゃないか?」「何かの出来事について自分の思いを語った方がいいのか」と思い始めます。
少なくとも、筆者はそうでした。
でも、そんなこと考えなくてOKです。
まず、キャラ化についてですが、文章を書いていれば勝手にキャラはたってきます。
文は人なりとよく言いますが、あれは本当です。
文章というのは自然に個性が出ます。
ですから、キャラ化というのは考えなくてよし。
あと、批評についてですが、検索エンジンからサーチしてくる人が求めているのは、あなたの意見ではなく問題を解決するための情報です。
ある問題を好きか・嫌いかというのはどうでもいいのです。
もちろん、レビュー記事では別ですよ。
「この商品は使いやすい・使いにくい」とか、「○○の点でいい」とか書くのはOKです。
でも、それは使用してみての客観的な批評であって、いくぶん情報としての性質を帯びます。
そのため、完全に主観的な批評ではありません。
記事を書く際には、大学のレポートを意識しましょう。
レポートという表現が苦手ならば、「調べてみたら○○だった」記事を書きましょう。
そういう記事は自然と客観的になるので、情報としての価値が出てきます。
7.広告を貼らない
10記事ぐらい書いて広告をすぐに貼る人がいますが、おすすめしません。
広告を貼るのは最低でも100記事を超えてからで遅くありません。
アマゾンや楽天の商品紹介の過程で広告を貼るのなら問題ありませんが、それ以外にもベタベタと広告を貼るのは時期尚早です。
すぐに稼ぎたいのはわかりますが、広告を貼るのに時間をかけるよりなら他にやるべきことがあります。
(追記)100記事書くまでは各種ASPについても調べる必要はありませんし、広告の種類について通暁する必要もありません。
8.宣伝しない
広告を貼るなら、宣伝する必要はありません。ただこんなサービスがあるよ~、と紹介するだけでOKです。
宣伝するというより、文章の自然な流れで誘導していく技術の方が重要なんですよ。
何のために「しない」のか
ここまで「しないこと」を書いてきましたが、それは全てある目的に集中するために「しない」のです。
では何に集中するのでしょうか?
それはもちろん記事を書くことです。
アフィリエイトの本質は記事数です。
いくら良質な記事であっても、1記事だけでは収益を上げる可能性は低いままです。
稼ぐためには、たくさん記事が必要です。
稼いでいる方で「最低100記事必要」と言っている方もいますが、100記事だと少ないと思います。
最低でも300記事ぐらいは欲しいです。
パワーのあるサイトをチェックしてみてほしいのですが、過去記事の数量が半端じゃない数になっています。
うろ覚えで申し訳ないですが、例えば、ブロガーで有名なイケハヤさんはサイトの記事数が5000記事を超えているそうです。
(追記)10月20日現在、1万を超えています。
よくよく考えてみると、数というのは最大のSEO対策です。
記事数が多ければ、様々な検索キーワードで自サイトが引っかかるようになるので、来訪者も当然増えていきます。
数を増やすと得なんですよ。
まとめ
しないことリストは自分がアフィリエイトを始めたときに欲しかった情報でもあります。
気が向いたら、やるべきことリストも追加します。